
はじめに
就活の時に「私の強みは、最後までやり抜く粘り強さです」なんて話しまくってましたが、よくよく考えるとアレは嘘ですね。
実は、本当に「最後までやり抜ける」って人、なかなかいないんじゃないのかなぁーと。
僕は結構飽きっぽく、興味の対象がかなり散漫です。
過去を振り返ると始めた事を最後までやりきる事がほとんどないように思います。(このブログはめちゃ試されてる気がする)
そう感じるようになったのも、偶然自分が昔(小学生〜高校生くらい)書いた「漫画とか小説の原案」的なものを押入れの奥から見つけまして、
その全てが「原案」で終わってしまっているという始末。書き始めてすらない!
でも、あの頃って(僕も例外なく中二病だった訳ですが)、そういう「設定」とか「世界観」を考えるのがめちゃくちゃ楽しかったんですよね。
昔「RPGツクール」っていう、画期的なゲームがあって、その名の通り「自分でRPG(ロールプレイングゲーム)が作れる」っていうゲームなんですが、あれも「キャラクター」と「世界観」だけ作って終わっちゃったような気がします。

まあ仕方ない一面もあって、ゲームって「ゲームバランス」がすごく大事で、主人公を強くしすぎると、手応えがなくなるし、敵を強くしすぎると、先に進めないつまらないものになってしまいます。
会話のイベント一つ一つをとっても、ちゃんと整合性とか考えなければならず、RPGツクールでは、イベント1つ作るだけで1時間とかかかってしまう。つまり、1人でゲームを作るって、めちゃめちゃ時間がかかるので、ほぼ無理ゲーな訳です。
なので、RPGツクールとかで、最後までゲームを作るのは本当にシンドイし、大変な訳です。それくらいやりきれる人だけが、「私の強みは、最後までやり抜く粘り強さです」と就活で言える権利があるんじゃないかと。ふとそんな事を感じました。
ほぼ1人で作ったのに、ゲームバランスが完成されすぎてるゲーム
今日は『UNDERTALE』というゲームの話をします。
僕は、あんまりゲームをやる方ではないんですが、星野源さんがラジオでこのゲームに触れていて、ちょっと興味があったのでやってみました。
そしたらとんでもなく面白かった!
去年、ドラクエ11が最高のゲームだったんですが「後を引いている」という意味では、こっちの『UNDERTALE』が圧勝してます。
自分はプレステ4でプレイしたのですが、元々は上記リンクでもありますがPC向けに作られた(しかも、ほぼ個人制作で)ゲームなんですね。
作者はToby Foxさんって方なんですが、まだ20代で、僕と同世代。すごいなぁと思います。さっきの話でいうと「やりきれる人」が作ったゲーム。本当にすごい。
このゲーム、ほんわかした絵柄で、クリアするまでに3〜4時間くらいで終わるんですが、とにかく深い。そして、飽きない。
いわゆるRPGなんですが、「敵を倒すこともできるし、友達になることもできる」というちょっと変わったシステムになっています。その対応によって、エンディングも変わったりなんかして。

公式から拝借した画像です。先ほど、ゲームバランスの話をしましたが、この戦闘がなかなか楽しい!
ドラクエのように攻撃し合うんですが、相手の攻撃を受ける時が少し特殊で(上の画像)。ハートの形が自分で、それを操作して避けるという、ちょっとしたシューティングゲームのようになっています。
1体1体、敵によってこの攻撃パターンが異なるので、RPGで陥りがちな「戦闘が単調」って事には絶対ならない訳です。
もう、ホントにゲームバランスが神がかってて、普通にクリアするだけなら、決して簡単ではないけど、誰でもクリアできるし、かといって一番強い敵は僕は倒すのに2週間かかったという・・・
そして、何より、これが一番の魅力かもしれない。BGMが最高!
Apple Musicなどの月額サービスでサントラが配信されているんですが、最近一番聴いてるかもしれない。ワクワクと哀愁が同居してて、プレイ中はこのBGMを聴くだけで涙が出てきます。
あとは、もちろんストーリーも最高なんですが(随所随所のギャグも最高)、その魅力を知るには、まずやってみるのが一番かなと。
UNDERTALEの話は職場でも良くしてて、すでに自分の周りでも流行ってます。PCで気軽にできるので(しかも、今はセール中らしい)、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか?(そのうち、スマホで出そうな気もしてます。)
この作品は、こんな人におすすめ
- 考察系のゲームが好きな人
- MOTHERとかMOTEHR2が好きな人
- 犬が好きな人