
Contents
はじめに
今年も日経トレンディの「来年のヒット予測ランキング」が発売されましたね。
当ブログでは、過去2年間このランキングを掘り下げてきたのですが、今年もやりたいと思います!
ちなみに去年のはこちら

2020年は、本当に激動の年でした。去年の段階で「2020年にヒットする!」と言われていたものの中でも、このコロナ禍の影響で全くアテが外れたものもありました。まず、そもそもオリンピックが延期になってますからね。
他にも、ウラジオストクまでの直行便とか、海外旅行がそもそもできなくなるなんて誰が想像したでしょう。
改めて、未来予測なんて出来ないことが露呈した今年でしたが、その中においてもヒット商品を予測し、妄想することの意義はあると思うんです。
ということで、今年も日経トレンディの予測を元に自分の方でその上位30を徹底的に調べていきたいと思います!
2021年ヒット予測ランキング Top10
1位:無人駅&辺境グランピング
やはり、1位はニューノーマル関連でしたね。
コロナ禍において散々叫ばれてきた「三密回避」。そんなこともあって、周りでもキャンプやアウトドアが流行ってましたし、自分も今年初めてグランピング(グラマラスなキャンプ)にトライしてみました。
グランピング自体は少し前から流行りだしてましたが、やはり今年になって一気に需要が高まっているようです。
なお、ここでいう「無人駅&辺境グランピング」なんですが、JRのスタートアップが始めたプロジェクトで、具体的に言うと群馬県水上村にある「土合駅」という無人駅でグランピング施設を作っちゃった!っていうことらしいんです。
【 DOAI VILLAGE 】
日本一のモグラ駅土合駅に突如として現れた #DOAIVILLAGE
実験期間を経ていよいよ14日(土)グランドオープンです!『無人駅×グランピング』が先日発売の日経トレンディ2021年ヒット予測ランキング1位になってます⚡️
群馬・みなかみ発のムーブメントに歓喜してます! pic.twitter.com/kBQ5x5GxA6
— ぐんま盛皿(ぐんまのお皿)toool つーーーる (@gunma_morizara) November 11, 2020
この「無人駅×グランピング」ということに限らず、グランピング自体は来年かなり流行るんじゃないかと思います。なにせ、テント等を自分で用意する必要がないので、キャンプ初心者でも試しやすい!
グランピング施設自体はまだそんなに多くない印象ですが、きっとどんどん増えてくるハズ!
ちなみに、僕が今年行ったグランピング施設がこちら。野菜収穫体験も出来て楽しかったです!
2位:多視点スポーツ観戦
今年、いよいよ5G回線の運用が始まりましたね。現時点での対象範囲は主に都心くらいなので、実際に恩恵を受けられるのには時間がかかりそうですが、回線が速くなり動画や漫画コンテンツがサクサク見れるようになるのには期待しかない!
5Gの特色といえば、「高速大容量」「低遅延」「多接続」が挙げられますが、具体的に恩恵を受けそうなのはやはり、スポーツ観戦!
よく、STAR WARSとかに出てくる「卓上のホログラム映像」みたいなのでサッカーとかが観れればいいですが、それはおそらくちょっと未来な話。
まずは、いろんなアングルで観戦ができるサービスが早速立ち上がっているようです。
🔵2019シーズン浦和レッズ戦でのゴールシーンを新たな視聴体験で再現!!🔴https://t.co/1PUSj1XtJq
技術協力:CBC㈱#ゴールシーンを新たな視聴体験で提供#世界最速のタイムスライスリプレイ映像生成技術と #誰もが自由に視点切替視聴出来るSwipeVideo技術の融合が完成 #fctokyo #tokyo pic.twitter.com/udVxp0VzMn— FC東京【公式】🔜11.15(A)名古屋戦 #STAYWITHTOKYO (@fctokyoofficial) July 17, 2020
3位:ビヨンド副業
今回のランキングの中で一番気になっているのがこの「ビヨンド副業」。
このコロナ禍においてテレワーク推奨になった企業も多いと思うんですが、僕もそういった会社に所属してまして、実は3月から1回しかオフィスに顔をだしてません。笑
実際テレワークを体験してみると、やはり電車通勤がなくなったことによるストレス軽減が大きくて、正直このままコロナが落ち着いてもテレワークで良いんじゃないかな〜とさえ思ってる今日この頃。
通勤時間が減ったことで、1日の予定に結構ゆとりが出来るんですよね。そうなった時に「副業」というのは良い選択肢なんじゃないかと思っています。
特にここでは「ビヨンド」という表現がされていますが、地方創生にまつわる副業にも取り組みやすいんじゃないかと思います。テレワーク環境があれば、日本のどこにいてもいろんな地域の仕事に携わることができるわけですから。
地方の副業に特化したマッチングサイトも、ここ最近でいくつも立ち上がっており、これから一気に加速しそうな気配を感じます!
4位:Loop
【インタビュー】「目指すのは世の中から“捨てる”という考えをなくすこと」 世界で拡大する容器再利用プラットフォーム「ループ」とはhttps://t.co/HkDGWKnhY0
— WWD JAPAN (@wwd_jp) July 2, 2020
アメリカのスタートアップ企業「テラサイクル」が仕掛けるプロジェクト「Loop」。例えばキッコーマンの醤油のボトルや、ロッテキシリトールのガムボトルなどの容器を企業が回収し、その容器をリサイクルして再び商品を販売するという取り組みです。
上記のTwitterのとおりボトルがおしゃれで、この取り組み関係なくとも買いたくなってしまうプロダクトになっています。日本からはアース製薬、味の素、大塚製薬、エステーなど、名だたる企業が参画することで、いま大変注目されているプロジェクトになっています。
SDGs(国連の掲げる、2030年までに世界各国で達成を目指す目標)でも「持続可能な消費」については重要なテーマとなっていますし、これからますますエコなプロダクトが注目されていくことでしょう。
5位:コオロギフード
あえて画像は貼り付けません!爆
今年、無印から「コオロギせんべい」が発売され話題となりましたが、昆虫食ブーム(?)の先駆けとして、コオロギフードブームが来るのではないか?と予想されています。
高タンパクなことから昨今とても注目されている昆虫食なのですが、やはり見た目が…。何をかくそう、僕は虫苦手マンなので、いまだに「昆虫食」というワードを見るだけで「うっ!」となってしまいます。
ただ、僕の大好きなラーメン屋「凪」が、たまに「コオロギラーメン」を提供していて、ちょっと気になっている部分もあるのも事実…(しかも美味いらしい)
6位:空間まるごと紫外線除菌ライト
360度ウイルス抑制・滅菌ゲート「Purelution」販売開始!ウシオ電機さんのCare 222 TM B1 module 搭載(紫外線222nm)、約10秒程で表面殺菌を致します。
感染対策EXPO(大阪展)にてデモ実施予定
開催日:2021年 2月 24日 ~26日
ご興味ある方は是非♪#Care222 #コロナ対策 #滅菌 #滅菌ゲート pic.twitter.com/q7xQED4Rgs— ALTEX Corp_AK (@Altexcorp_Akiko) November 13, 2020
コロナ禍において、お店や施設で必須となったのが「感染対策」です。行く場所行く場所で、透明なパーテーションを見かけるようになりました。
そんな感染対策における革命的な仕組みが、「Care222」をはじめとした「空間丸ごと紫外線除去ライト」です。室内に紫外線を当てることで、ウイルスや最近などの除菌ができるそう。これ、一気に普及しそうですね!
そのうち、この技術を活用した空気清浄機などが登場すると一般家庭にも広がりそう!
7位:EVERING
スマートリングも面白かった。
これVISAが唯一認証したペイメントリングらしい。
これで支払いできたら楽だよね。日本に9月に来るとのこと。#evering pic.twitter.com/YZzArZgtpd— CHASUKE (@chasuke__) February 13, 2020
ついにきた「おサイフ指輪」の時代!
iPhoneがSuicaに対応してから本当に日々の決済が楽になりました。本当はスマートウォッチがあればもっと便利なんでしょうが、普通の腕時計派なので購入しておらず…そんな人にも、この「おサイフ指輪」があればさらに生活が便利になるかもしれません!
この「EVERING」(エブリングと読むらしい)、2021年1月下旬から発売開始されるようなのですが、VISAのタッチ決済に対応している店舗で使えるらしいのです。
ただ、どうやらSuicaには対応していない様子。やはり電車乗るときにこれで「ピッ」とやりたいですよね!いつか対応したらもっと需要が増える気がしています!
公式サイトはこちら
8位:配膳ロボット
私たちの新しい仲間を、ご紹介させてください。
「Serv(サーブ)にI(あい)を」で、Servi(サービィ)です。
料理を運ぶ、お皿をさげる。「Servi」は飲食店スタッフの新しい相棒です。#Servi #サービィ #配膳・運搬ロボットhttps://t.co/bv9jHDD1e3— ソフトバンクロボティクス【公式】 (@sbr_corp) October 26, 2020
今年、無観客試合で「ロボット軍団による応援歌」が話題になりました。(今見てもどこかシュールで笑えます)
このロボットたちを手がける「ソフトバンクロボティクス」の新たなプロダクトが、配膳ロボット「Servi」。
飲食店のテーブルにロボットがきてくれて、注文したり、配膳したり、片付けしたりしてくれるようなのです。「人の仕事をロボットがやるようになる」時代に突入したと言われていますが、それがここまで具体的になるとワクワクしますね。
withコロナの時代だからこそ、ロボット配膳のような取り組みは一気に加速する機運もあると思います。
9位:長野でテレワーク
軽井沢でリゾートワーク!
歴史ある別荘地でワーケーション🏡
自然に囲まれながら少し優雅なワーケーションに!?今なら特別価格で参加出来るモニター募集中!
▽詳しくはこちらhttps://t.co/jp5ObmAegP#東急バケーションズ軽井沢 #軽井沢 #ワーケーション #リゾートワーク #resortworx pic.twitter.com/mB91SU5eCu
— リゾートワークス (@resort_worx) October 29, 2020
ウチの会社も3月からずっとテレワークになりまして、最初はどうなることやら…という感じでしたが今ではもうすっかり慣れ。むしろ、通勤とかのストレスがない分、毎日がより充実するようになった気がします。
そういう点でも、コロナが収束した後もテレワーク市場はありつづけると思いますし、こういった「ワーケーション」の需要も増えるんだと思います。
ワーケーションとは、ワーク×バケーションの造語で、「リゾート地で仕事してしまおう」という考え方です。特に、軽井沢や白馬など、長野エリアでは力を入れているようですね。
僕の同僚も軽井沢でワーケーションを経験したみたいなんですが、想像以上に快適とのこと。ただ公私オンオフが上手くできない人は、リゾート地にきても仕事をしなければならないことが逆にストレスになってしまうケースもあるみたいです。
10位:マイクロD2C
BASE( ᐛ ) ⛺️ なんと明日より、香取慎吾さん(@ktrsngofficial)の新CMが放映決定!!👏
これまでの香取さんとは、また違う一面が?!デーブ・スペクターさん(@dave_spector)とMattさんもご出演される、豪華な内容を要チェケ🎊https://t.co/6Hng9YqIam #ネットでお店を開くならBASE #香取慎吾
— BASE👨💻新CMが放映中!📺 (@BASEec) November 10, 2020
D2Cとは「ダイレクトトゥコンシューマー」の略で、小売店などの仲介業者を介さず、自社サイトで物を販売する手法のこと。
リアル店舗を持たない場合が多く、オンライン上で全てを完結。それによってユーザーのニーズが収集しやすく、すぐにプロダクトに反映できる、という利点があることで、最近この形式のブランドが増えているようですね。
最近はBASEなど、個人が簡単にネット上で物を販売できる時代になりました。そういった意味で、あえて「マイクロ」というのが頭についているんだと思います。
D2Cはクラウドファンディングとの相性も良いです。僕はMakuakeなどのサイトでいろんな商品を流し見しながら、気になったブランドを後から追ったりしています。
そう考えると、いよいよ「みんなが同じものを買う」時代から「個々人が気にいった、好きなものを買う」時代に変容してきているような、そんな気もしてきますね。
11位から30位までを一挙紹介!
以上、10位までを細かく紹介してきましたが、11位以降はこのようなランキングになっています。
- 11位:AIパーソナル教材
- 12位:西武園ゆうえんち/ところざわサクラタウン
- 13位:バーチャル出社
- 14位:次世代EVラッシュ
- 15位:ARグラス
- 16位:超速駅ナカ産直市場
- 17位:ゆるキャン△第2次ブーム
- 18位:国産クラフトシードル
- 19位:個人ラジオSNS
- 20位:PlayStation5
- 21位:自宅”暗闇”バイク
- 22位:ヒアレインS
- 23位:ラグジュアリー外外食
- 24位:#ワークマン女子
- 25位:スーパーアプリ
- 26位:株式投資型クラウドファンディング
- 27位:透明マスク
- 28位:ボッチャ
- 29位:NEOカレーパン
- 30位:ThinkPad X1 Fold
個人的に気になるのは、やはり20位のPlayStation5ですかねー
果たして、手に入るのはいつになる事やら・・・!
おわりに
ということで、主にTop10を振り返ってみましたが、やはりコロナ関連にまつわるものが多かった印象です。早く、普通の日常に戻ることを切に願っています!
ランキングの詳細は「日経トレンディ」本誌に詳しく載っていますので、気になる方はこちらも見てみてください。