漫画レビュー

漫画『GIANT KILLING』:Jリーグなんて大っ嫌いだ!

giantkilling_thumbnail
いやぁ、いきなり「Jリーグ嫌い!」なんてセンセーショナルな書き出しで始めちゃいましたが、あくまでも幼少期の話です。今は嫌いなんてことはありません!

【小話】サッカーオタクを父に持つ少年

Jリーグが開幕したのが確か1993年で、当時僕は5歳でした。幼い記憶の中にも、日本中が盛り上がってた様子がなんとなく思い出せます。

父もその一人で、当初から横浜Fマリノスの大ファンでした。

今でもどうやら相当ハマっているようで、父の部屋にはシーズンごとのユニフォームが(アウェイ含めて)だいたい揃ってたり、埼玉在住なのに、わざわざ本籍を神奈川にして車を「横浜ナンバー」にしてたり

それほどまでに「サッカーオタク」だったので、当然僕は毎週のようにスタジアムに連れて行かれました。

僕が一度でもサッカーの魅力に気づいていれば、そこからサッカーに目覚め、サッカーを習い、モテモテのスポーツマンになっていたかもしれない。

しかし、当時僕は何故か「ミュータントタートルズ」にしか興味がなく、スタジアムには「いやいや強制連行」されていたのも当然なので、「サッカー=つまらないもの」というイメージが強く根付いてしまったのです。

f:id:YutoCruyff:20180302001443j:plain

↑ミュータントタートルズ

それ以降、僕はサッカーの試合を見るのが苦痛で仕方なくて、いつのまにか「サッカー大嫌い少年」になっていました・・・

今思うと、父親には申し訳ないことしたなぁと。子供が生まれた今、「子供と共通の趣味が持てたらいいなぁ」なんて思いますが、当時の僕はそんな父親の思いとは裏腹に、緑の亀の変なヤツだけを愛していた訳ですから

ちなみに、僕がサッカーの魅力に初めて気づいたのは2002年の日韓ワールドカップかもしれません。当時ウイイレが友達の間でめちゃめちゃ流行り、そこからやっとサッカーの魅力に気づきました。

(ただし、当時ウイイレが相当下手くそだった僕は、結局「エディットモード」でアフロの巨人とかを作る方にハマってしまい、マイサッカーブームは一瞬で終わってしまったような記憶があります。)

【まとめ】この作品はこんな人におすすめ

  • ビジネス書をよく読む人
  • スポーツ漫画が好きな人
  • ストレスが溜まっていてスカッとしたい人

『GIANT KILLING』あらすじ

さて、

あの頃出会ってれば、もっと早くにサッカーの魅力に気づけたのに!!

そう思わせてくれるのが、本日紹介する漫画『GIANT KILLING』です。

「コミックDAYS」でも1話から読めるみたい!

 

「ジャイアントキリング」とは、つまり「番狂わせ」。この漫画は、ざっくり言うとタイトルの通り、「弱小プロサッカーチームが強豪チームをどんどん打ち負かしていく。」そんな展開になっています。

もはやこの設定で、面白くないはずがありません。毎巻毎巻、感情の爆発、俗に言う「カタルシス」がたいへんなことになってしまいます。

<作品あらすじ>

本当にいい監督はゲームを面白くしてくれる! 達海猛(たつみ・たけし)、35歳、イングランド帰りのサッカー監督。好物は大物喰いの大番狂わせ=GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)!! 東京下町の弱小プロサッカークラブ、ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)の監督に就任した達海が、意表をつく戦略とカリスマ性で、負け癖のついてしまった選手、スタッフ、そしてサポーターたちにパワーをくれる! 『U-31』原作者と俊英がタッグを組んだ、これがフットボール漫画の新スタンダード!!

『GIANT KILLING』の魅力って?

1.主人公「達海猛」から学ぶ真のリーダーシップ

http://www6.nhk.or.jp/anime/program/common/images/giantkilling/chara_01.png

(アニメ公式ページより)

この漫画は、下手なビジネス書よりもビジネス書として参考になります

その理由は、主人公「達海猛」のリーダーシップ。元日本代表であり、チームの監督である達海は、その手腕でチームをどんどん勝たせていくんですが、中でも自分が「あぁ、参考になるなぁ」と思った振る舞いは、

  • 一人一人と向き合い、それぞれに合った「やる気スイッチ」を押す!(強制的に押すのではなく、選手が自ら気づくように導く)
  • チームメンバーを信頼し、任せる時は任せる!
  • 勝負する時は、勝負する!

 

とまぁこんな感じで、ふつーに仕事をやる上で参考になるんですよ。そのため、たくさんのビジネスマンから賞賛されてるんだと思います。自分の周りでも意外な先輩とかが読んでたりします。

2.もう一人の主人公「椿くん」の成長

http://www6.nhk.or.jp/anime/program/common/images/giantkilling/chara_02.png

(アニメ公式ページより)

漫画としての面白さは、やはりこのキャラが持ってるんじゃないかなと。

最初は無名で、自分に自身のない若手選手なんですが、達海との化学反応でメキメキと成長します。よくある「こいつ、戦いの中で成長しやがる!!」って言う感じ。

3.圧倒的スピード感

本当に、サッカーの試合を見ているかのようなスピード感なんですよね。(いい意味で、一冊一瞬で読み終わります。)

でも一試合一試合の構成はちゃんと練られてて、今のとこ全試合全部面白い!

新コーナー『GIANT KILLING』の天パにフォーカス!

せっかく「Tempa Station」というブログなので、各作品の天パキャラにフォーカスしてみようかなと。

http://www6.nhk.or.jp/anime/program/common/images/giantkilling/chara_11.png

(アニメ公式ページより)

『GIANT KILLING』で僕が大好きなのは、やっぱりこの「夏木陽太郎」!お調子者のFWで、いわゆる三枚目キャラなんですが、かっこいいのが決めるところはちゃんと決めるところ。メリハリに痺れる!!

サッカーが題材なので、本当にたくさんのキャラクターが出てきますが、いろんなタイプのキャラがいるので、あなたも「推しメン」を探してみては・・・?

勝手に関連作品

「作品」じゃないんですが、最近僕が気になっているのが「いわきFC」の存在。みなさんご存知ですか?

あわせて読みたい

https://iwakifc.com/

このクラブ、まだ設立して数年、福島の地方リーグに属する小さいクラブなんですが、去年天皇杯でコンサドーレに勝ったりして、今注目されてるクラブの一つなんです。

特に話題になったのが「クラブハウス」で、どうやら一般の人も使えるジムとか英会話教室とか、カフェとかレストランが併設されてるっぽいんですよ。

https://iwakifc.com/asset/img/pc/news/iwakifcparkL.jpg↑こんな感じ(いわきFC公式ページより)

なぜ商業施設を併設したか。その狙いは「地域を盛り上げる」ことにあるようです。ただのクラブハウスではなく、商業施設を併設することで、地元の人たちに愛される、クラブにしようと。

実は『GIANT KILLING』でも、クラブと地元の人々との交流が描かれています。

将来、今以上に東京に人口が集中し、地方人口が減っていく中で、どうにかして「地方創生」を考えなければならない。そんな中で、「サッカー」ってその一つの手段だと思うんですよね。

いわきFCは、さらにスタジアム兼商業施設の建設も構想にあるみたいで、この取り組みが成功事例となって、サッカーをきっかけに地方がどんどん盛り上がっていけば、素敵な未来になりそうですよね!

「サッカーが大嫌い」と言う話が始まり、締めが「サッカーが地方を救う」と言う振れ幅でお送りしましたが、『GIANT KILLING』は本当に面白い漫画なので、ぜひ読んで見ていただければと思います!

COMMENT

Your email address will not be published. Required fields are marked *