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【2019年7月新連載】1話目が面白かった漫画ランキング

はじめに

この企画は、「漫画の新作をどんどん応援したい!」という僕の思いから、毎月「その月で1話目が面白かった作品」を紹介しています。もちろん、あくまでも個人の感覚でのランクづけになりますし、読んだ時のテンションにも左右されるのですが。

7月も面白い作品が次々と登場しました。よくもまあアイデアって尽きないものですね。

きっと、この中から将来のマンガ大賞や実写化作品も多数出てくるはず!そういう意味ではまさに「最先端のマンガ」を紹介していく場になるはずです!

ということで、2019年7月の「1話目が面白かった漫画ランキング」を紹介していきましょう!

第10位『爆笑頭』

作者 原作/井龍一 漫画 /小林ユマ
掲載誌 マガジンポケット
キャッチコピー 飛行機が墜落した先は、「笑ったら頭が爆発する島」だった
あらすじ どんなギャグにも笑えない高校生・寒川鉄志が、笑い上戸な彼女・エミとグアム修学旅行へ向かう途中、運命が一変する!! クラスメイトを乗せた飛行機は墜落、しかも不時着した場所は「笑うと頭が爆発する」島だった!! 極限状態で、人は笑わずに生きられるのか!? 「笑い」の意味を問う、世界一”笑える”無人島サバイバル!!
1話目が読めるところ https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156664727428

デスゲームも色々な作品がありますが「笑ったら死ぬ」というのは、まあ凄いところをついてきたなぁと思います。

つまり、作品の先にいる読者を笑わせる必要がある訳で、そんな中でベースにあるのが緊迫感のあるデスゲームものですから、かなり挑戦的な作品なんじゃないかと。この設定だけで、もう続きが気になってしまいますね。

ちなみに2話目以降も読んでるんですが「あ、そっち方向に行くんだ」と、ちょっと予想を裏切られる展開にも注目です。今後も気になる!

第9位『ひゆみの田舎道』

作者 サイとウマお
掲載誌 別冊少年マガジン
キャッチコピー ふつーの女子高生・ひゆみが送る、長野の田舎と、ご飯と、ちょっと百合な日々
あらすじ ここは長野県下作郡中海町。周囲を山に囲まれ、夏といえど日が沈めば長袖がいるほど涼しい地域。この町に越してきた女子高校生・藤川ひゆみは、今──大変困っていた! 襲い来る大自然(セミとかバッタとか)との格闘や、やたらおいしいご飯の誘惑、そして混浴露天風呂!?長野の田舎で紡がれる、女子高校生のドタバタ日常コメディ♪
1話目が読めるところ https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156666692119

インスタ映えが当たり前なこの時代の女子高生が、急に田舎に放り込まれたらどうなるのか。なかなか興味深いテーマを扱いますね。

この「女子高生」というのが絶妙な年齢設定。親や社会にちょっとした反骨意識がありながらも、結局丸め込まれてしまう。そんな可愛さをひしひしと感じることのできる作品です。

キャッチコピーをよく観ると、百合要素もあるんですね。どんな展開なんでしょう!

第8位『ひとりでしにたい』

作者 カレー沢薫
掲載誌 モーニングツー
キャッチコピー 「2000万円問題」の処方箋、活かすかどうかはあなた次第です。
あらすじ 山口鳴海35歳、独身。職業・美術館の学芸員。
バリバリの「キャリアウーマン」だったあこがれの伯母さんが、人知れず「孤独死」して「黒いシミ」になった。
死ぬのは怖い。だけど人間は死ぬために生きている。ならば誰よりも堂々と、私はひとりで死んでやる。「婚活」より「終活」を選んだ鳴海は「最終王者」を目指す。
1話目が読めるところ http://morning.moae.jp/lineup/1259

身近な(しかも憧れていた)人の孤独死を目の当たりにして、自分はどういう「最期」を迎えるべきか、を考える作品です。

すっごくクセのある雰囲気(もちろんいい意味で)。漫画が溢れる世の中で、ここまで独特なテンポ間、ストーリー運びは強烈に印象にのこります。

ちょっとしたラブコメ要素もありそうで、期待大。読後感は「逃げ恥」を読んだ時に近しいものを感じます。これ、実写化もあるんじゃないかなー

第7位『わるいこと、ぜんぶ』

作者 原作:榊あおい 漫画:青崎未来
掲載誌 別冊フレンド
キャッチコピー 「会長、悪い子ですね」放課後の生徒会室、ヒミツの契約。
あらすじ 生徒会長の雛子にはヒミツがある。それは、憧れの矢野先生が、毎週水曜日の放課後に、とある教室で色々な生徒と淫らな関係を持っていて、それを生徒会室から覗くのが習慣になっていたこと。ある日、その行為が生徒会の後輩・知花くんにバレてしまい・・・
1話目が読めるところ

原作は、投稿サイト「エブリスタ」の小説大賞を受賞している作品。最近の少女漫画はこのパターン(投稿サイト原作)が増えてきましたね。流石に大賞受賞ということで、ストーリーは面白そう。

主人公の憧れの先生が、裏で散々他の生徒にやらしいことをしている、というのは後々スカッとする展開がありそうで良さそうですねー

主人公を追っかける後輩と、それでもきっと主人公は先生のことが好きで…みたいな三角関係になるんでしょうか。切ない展開が待ってそうな予感です!

第6位『きみと青い春のはじまり』

作者 アサダニッキ(『星上くんはどうかしている』)
掲載誌 デザート
キャッチコピー ただただ、静かに毎日が過ぎていく・・・。そんな私の日常が全て変わる春の訪れ。
あらすじ 学校でほとんど人と会話をしたことのなかった末広しろは、ある日クラス一人気者・高砂に罰ゲームで告白されてしまう。罰ゲームであることをしろに指摘された高砂は、ひっこみがつかなくなり、しろに告白を続ける。そうこうしていくうちに、二人の距離はグッと縮まり・・・
1話目が読めるところ

陽キャ男子と陰キャ女子のカップリング作品。

主人公は入学式からその年度の2月まで人と会話したことがないという陰っぷり。そんなヤツ本当に存在するのかというのは置いといて、そこまでのキャラがどんどん自分に自信をつけていく、という展開はまさに『君に届け』を彷彿とさせます。

1話では、主人公が他の女子にちょっかいを出されるシーンがあって、それを陽キャ男子の高砂がフォローするんですが、そういうベタなスカッと展開に弱いです。ハイ。

第5位『只野工業高校の日常』

作者 小賀ちさと
掲載誌 ウルトラジャンプ
キャッチコピー 意外とマジメな生徒たちの、いたって普通な工業生ライフ
あらすじ ヤンキーっぽい男子がちょっと多い只野工業高校。見た目は悪そうだが、意外と授業にはマジメに取り組んでいて・・・
1話目が読めるところ https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=75863176

Twitter発の連載作品。このスタイルの新連載も増えてきました!

短いページで、日常が描かれている作品なのですが、なんといっても「工業高校」を扱ってるのがアツい!僕は普通科の高校生活を送ったので、自分の知らない高校生活をこうやって追体験できるのがすごくいいです。

防衛医大の日常を描いた『賢者の学び舎』も同系統の作品です。こちらは以前レビューを書いたので、時間がある方はぜひ見てみてください。

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漫画『賢者の学び舎』あらすじと感想:学費ゼロで医者になれる医学部があるらしい学費ゼロで医者になれる「防衛医大」を舞台にした本格医療ストーリー『賢者の学び舎 防衛医科大学校物語』。まだ既刊2巻ですが、おすすめです!...

第4位『警眼-ケイガン-』

作者 早坂ガブ(『『女子高生刑事 白石ひなた 』』)
掲載誌 週刊ビッグコミックスピリッツ
キャッチコピー 俺には“視える”。お前の真実が…!!戦慄の痛快クライム・サスペンス!!
あらすじ 警視庁の墓場と呼ばれる、捜査第六課──通称・ロクジ。 ロクジとは、「南無阿弥陀仏」の六字を指し、警察の隠語“死体”を意味していた。 ある日、ロクジへの異動を命じられた、大黒天音は窓際部署への転属に嘆く。 だがそこで、「テル」という謎の力を持つ、ギャンブル好きの刑事・恵比寿警と出会うのだった。常人では判断できない一瞬の表情より、隠された感情を読み取る能力──「テル」。 「テル」の力をもちいて、凶悪殺人事件の数々を、この二人が解決する!!
1話目が読めるところ

操作六課ってあんまり聞かないですが、それもそのはず。「これまでの事件を新たな視点で捜査する」という、架空の部署です。

主人公は、人間の心理をいともたやすく読み取ってしまう持ち主。そのため、ミステリー作品でありながら、主人公が一瞬にして犯人を当ててしまうという、スピーディな展開がウリです。

1話目にして一つの事件の解決までをちゃんと描いていますが、オチも含めて結構面白い。主人公とその相棒キャラもちゃんと個性があって、実写化映えする作品だなと思います。

第3位『天気の子』

作者 原作:新海誠 漫画:窪田航
掲載誌 月刊アフタヌーン
キャッチコピー 新世代、新時代。僕らは新世界を全力で生きる。
あらすじ 高校1年生の夏、帆高は離島から逃げ出して東京に行くが、暮らしに困ってうさんくさいオカルト雑誌のライターの仕事を見つける。雨が降り続くある日、帆高は弟と二人で生活している陽菜という不思議な能力を持つ少女と出会う。
1話目が読めるところ

映画『天気の子』のコミカライズ作品。

この企画はですね、あくまでも「1話目が面白いかどうか」を基準にランクづけしてるんですが、正直映画を全部観てしまった「ひいき感」は否めません。だって面白かったんだもの。

ただ、ちゃんと「1話目としての面白さ」もしっかりあったと思います。知ってても続きがきになりましたし。

また、映画では省かれていたくだり(主人公が読んでた『ライ麦畑でつかまえて』についてとか)もしっかり言及されているようで、映画を観た人もしっかり楽しめる作りになっている気がします。

第2位『ゆびさきと恋々』

作者 森下suu(『日々蝶々』)
掲載誌 デザート
キャッチコピー あなたと出会って世界が変わる鼓動がした。
あらすじ 聴覚障がいがある雪は、ある日電車の中で同じ大学の逸臣に助けてもらう。自分に対し、自然に接してくれる逸臣を次第に意識しだして…?
1話目が読めるところ

『日々蝶々』の森下suu先生が、出版社を移籍して新連載スタート!

聴覚障害のある女の子と、3ヶ国語が喋れるイケメンの恋物語。聴覚障害を扱った漫画だと『聲の形』が記憶に新しいですが、今作はより恋愛にフォーカスした作品です。

それにしても、構図や台詞運びがすでに王者の風格でした。

雪とセットの外気で感覚なくなりそうなゆびさきが、もう熱い

とぎすまされて、じんとして。

話せないけど、離さないでいてほしい

いきなり名言でました!最終ページで拍手したくなるような、圧巻な1話目!

第1位『巨竜戦記』

作者 本田真吾(『ハカイジュウ』)
掲載誌 週刊少年マガジン
キャッチコピー 1300年の時を超え、”令和”に続く人類と竜の物語、開幕。
あらすじ 主人公・鋼は今日こそ幼馴染の栞に告白をしようとしていた。一緒に花火を観る約束をし、マンションの屋上で空を見上げたその時、流星群と共に隕石が降ってくる。そして現れる巨竜。この災いは、大いなる戦いのはじまりに過ぎなかった。
1話目が読めるところ https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156673115525

何をかくそう、僕は本田先生の『ハカイジュウ』が大好きでして。

なにせ、これ以上ないスピード感。1冊3分くらいで読み切ってしまうんじゃないかってくらい、続きが気になってどんどん読み進めてしまう作品です。

本作は、その系譜をしっかり受け継いでいて、77ページある1話目も一瞬で読み去ってしまいます。

どうやら『古事記』におけるヤマタノオロチ伝説をモチーフとした作品になるようで、歴史に造詣が深い人にとってもおすすめです。絶対面白くなると思う!

おわりに

ということで、以上が7月のランキングになります。

いよいよ気温も暑くなってきましたが、負けないくらい「アツい」漫画がどんどん登場しますね。

今後も毎月こういった形で、作品を紹介していければと思いますので、ぜひチェックしてみてください。更新情報はTwitterでやっていこうと思います。

んでは、今日はこんなところで!!

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