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漫画『夢で見たあの子のために』あらすじと感想:伏線回収の名手がおくる新作がアツい!

夢で見たあの子のためにサムネイル

はじめに

まだ2巻しか出てない作品ですが、すでに面白そうな匂いがプンプン!『夢で見たあの子のために』の紹介記事です。

作者は『僕だけがいない街』の三部けい先生。前作は映画化もされましたし、ミステリー作品としても大満足の作品になっています!

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こんな人におすすめの作品です

  • 伏線回収系が好きな人
  • 濃厚なミステリーを楽しみたい人
  • ジョジョが好きな人(作者の三部先生は、ジョジョのアシスタントをやっていました)

『夢で見たあの子のために』あらすじ

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(『夢で見たあの子のために』1巻p.19より引用)

まず、今作も『僕だけが〜』と同様「犯人を追うミステリー」という主軸があります。

『僕だけが〜』と異なるのは、最初から明確に「復讐モノ」として始まっていること。

主人公・中條千里は幼い頃に両親を惨殺されています。そして、現場にいた双子の兄はその時から行方不明になっていました。

家族を奪った犯人に復讐するー。その動機のためだけに、千里は裏の仕事に手を出し、お金を集めていきます。

それを心配するのが、幼馴染の恵南(えなん)。彼女もまた幼い頃に両親と別れ、千里と一緒に施設で育ったのでした。

ある日、千里が偶然目にしたテレビ番組に、見覚えのある人物が。その人物こそ、まさに家族を奪った犯人なのではないか。

そうして真相を追い始めた千里に、次々と難題が降りかかってきます。

ここまでは、王道のミステリーです。ただ、この作品の主人公・千里は『僕だけがいない街』の主人公同様、特殊な能力を持っています

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(『夢で見たあの子のために』1巻p.66より引用)

  • 双子の一方が痛みを感じると、もう一方も視覚が共有される(ただし、現在双子の兄は行方不明なので発現していない)
  • 以降は、殴られる度に共有した視覚がフラッシュバックする

 

 この能力が、今後ストーリーの大きな鍵となってくるのは間違いありません。

『夢で見たあの子のために』の魅力って?

まだ巻数も少ないため、これからどんどん魅力が出てくる作品だとは思いますが、現時点で感じるのは以下の通り。

漫画の基本。次の巻への「引き」が素晴らしい!

最近大量に漫画を読んでいるので「1冊読んで次の作品」という読み方が定着してきているんですが、この作品については「どうしても続きが気になってウズウズ」する感覚が強いです。

『僕だけが〜』もそうでしたが、ちゃんと巻の終わりのラスト数ページに「えぇええええ!?」っていう仕掛けが丁寧に作られているんですよね。

漫画って、週刊・月刊を前提としているので「話から話への引き」はどの作品もよく考えられているのですが「巻から巻への大引き」がここまで意図的に考えられている作品は以外に少ないんじゃないかと思います。

「夢で見たあの子」は誰なのか

前作で衝撃的だったのが『僕だけがいない街』という、一見「?」なタイトルに最強の伏線が張られていたことです。

今回も、現時点では『夢で見たあの子のために』というタイトルに「?」ですが、きっと鮮やかな伏線が仕込まれているような気がしています。

また、おそらく冒頭から後々重要になってくる要素が散りばめられていて、それを予想しながら読むと非常に読み応えのある作品になっています。

特に大きな謎の一つである「家族を惨殺したのは誰なのか」。すでに登場している人物なのか、これから登場する人物なのか・・・。

いやぁ、すでに2回3回読見直してますが、全然飽きませんね

おわりに

「復讐」というテーマがわかりやすく、早くもメディア化に期待がかかる作品です。

過去作の傾向を見る限り、三部先生は引き伸ばしをせず、10巻以内で描ききるタイプの方なので、スピーディに展開されることが予想されます。

本作を読んで「続きが待てない!」という方は、同じく三部先生の過去作『魍魎の揺りかご』が非常に面白いので、ぜひ読んでみてください。

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