映画レビュー

2019年面白かった「今年公開の映画」BEST10

はじめに

去年に同様の記事を書いてからもう1年経ってしまったのが本当に信じられません。歳をとると時がたつのが早いとよく言いますが、正直想像の3倍くらいになってる。

人生100年時代と言われるけれど、1日1日を大事にしないと、あっという間に終わってしまいそうな気がします。

ならできるだけその人生を豊かにしたい!そして映画こそ、人生を豊かにしてくれる一つの要素なのです。

ということで、今年公開の映画を振り返りながら、特に好きだった10作品について書いてみたいと思います。(今年はいわゆるメジャー作品多し!)

第10位 スパイダーマン:スパイダーバース

あらすじ:ニューヨークのブルックリンで名門私立中学校に通うスパイダーマンのマイルス・モラレスは、自分の能力をコントロールできなかった。ある日、時空がゆがめられた衝撃で、それぞれ異なる次元にいたスパイダーマンたちが集まってくる。

この映画を観るまでは、なんとなくですが日本のアニメは海外よりずいぶん先を行っていると勘違いしてたんです。

ただ、この映画を観てその考えがいかに甘かったか思い知らされました。『スパイダーバース』は凄い!二、三歩先を行っている!一見ごちゃごちゃしてそうだけど完璧に計算しつくされていて、とてつもなく圧倒的な映像だったのです!(語彙力!)

という感じで映像がすごく話題となった作品ですが、実はストーリーもかなりいい。3箇所くらい思わず涙してしまったシーンがありました。

直前までPS4でスパイダーマンのゲームやってたので、より楽しめました

第9位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

あらすじ:人気が落ちてきたドラマ俳優、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、映画俳優への転身に苦心している。彼に雇われた付き人兼スタントマンで親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、そんなリックをサポートしてきた。ある時、映画監督のロマン・ポランスキーとその妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)がリックの家の隣に引っ越してくる。(Yahoo!映画)

なにげにブラピ兄さんとレオ兄さんが初共演なんですよね。タランティーノ監督が温めて温めて、ようやく今年公開した作品が、この「ワンハリ」。

題材となっている「シャロン・テート事件」を知らないと、全くなんのことやらわからない不親切設計ながら、事件を知っている人であれば「まさかこんなラストになるとは!!」と思わず拍手してしまう、一風変わった作品になっています。

50〜60年代のハリウッド作品のオマージュがふんだんに散りばめられているようで、それを知っているともっと楽しめるんだと思います。それがわからないのが悔しい!

マーゴットロビーがまた美しすぎて鼻血でる

第8位 アクアマン

あらすじ:海底王国アトランティスの末裔であるアクアマン(ジェイソン・モモア)は、人間として育てられた。ある日、彼はアトランティスが人類の支配を目的とした侵略を始めたことを知る。人類の想像をはるかに超える文明を持つアトランティスの強大さを知る彼は、海を守るべきか地上を守るべきかの選択を迫られる。(Yahoo!映画)

嫁から言わせるとアイアンマンもアクアマンも「なんとかマン」くくりで一緒に見えると思うのですが、この作品は「DC」に属するので「アベンジャーズ」とはまた違います。

今年はMCU(いわゆるアベンジャーズ映画)がすごすぎてDCが霞んでしまった感はありましたが、この『アクアマン』は負けず劣らずめちゃくちゃ面白かった!

画がとにかくかっこいい!見せ方に色々なアイデアが詰まっていて、最初から最後まで見応えがありました。5分に1回ド派手なシーンがある感じ。2時間半と割と長尺ですが、その長さを感じさせません。さすが、『ワイルドスピードスカイミッション』の監督。

4DXで鑑賞したのですが、作品の8割くらいが海のシーンなので、バッシャバッシャ水しぶきをかけられたのには笑いました。今となってはいい思い出です。

公開の時期に桑野信義さんがtwitterを開始して「あ、桑マン」とかってパロディやってたのにはウケた

第7位:イエスタデイ

あらすじ:イギリスの海辺の町に暮らすシンガー・ソングライターのジャック(ヒメーシュ・パテル)は、幼なじみで親友のエリー(リリー・ジェームズ)に支えられてきたが全く売れず、夢を諦めようとしていた。ある日ジャックは、停電が原因で交通事故に遭遇。昏睡(こんすい)状態から目覚めると、この世には「ザ・ビートルズ」がいないことになっていた。(Yahoo!映画)

今まで生きてきた中で何度かビートルズにハマる時期があって、最近はあまり聴いてなかったけど、この映画を観たら「やっぱりビートルズいいなぁ」ってなりますよね。

彼らの楽曲にはやっぱり説明できない良さがあって、もし本当にビートルズが存在しない世の中で、パッとしない青年が急に「YESTERDAY」を歌い出しても、この映画のように世界中が沸くことになると思います。それくらい、彼らの楽曲には常に新しさがあるし、何かが宿ってるんじゃないか?と思う、まさに文字通り神曲揃い。

そんな「もしビートルズが存在しない世界だったら?」というありきたりな設定の本作、その中でも展開やオチにいろんな工夫が凝らされてたと思います。BGMやセリフ回しにもビートルズ愛を感じたし、「そう来たか」という絶妙なラストも良かったです。

ラブストーリーとして、普通にいい作品!

第6位:トイストーリー4

あらすじ:ある日ボニーは、幼稚園の工作で作ったお手製のおもちゃのフォーキーを家に持って帰る。カウボーイ人形のウッディが、おもちゃの仲間たちにフォーキーを現在のボニーの一番のお気に入りだと紹介。だが、自分をゴミだと思ってしまったフォーキーはゴミ箱が似合いの場所だと部屋から逃亡し、ウッディは後を追い掛ける。(Yahoo!映画)

『トイストーリー3』が好きすぎて。あのラストを人に説明するだけで泣けてくるんですが、今作は冒頭が「3のラスト」から始まるので、不意打ちくらってまず号泣。

そのあと作中にいくつも泣かせるポイントがあって、それであのラストですから。終わった後はもう涙でぐちゃぐちゃになっている訳ですよ。もう、PIXARって宗教団体なんじゃないか?ってくらい心を毎回持ってかれてしまう。

鑑賞時は気づかなかったんですが、チョコプラのお二人が声優やってるんですよね。うまくて全然気づきませんでした。毎回このディズニーの絶妙なキャスティング力に脱帽します。

ラストは賛否両論のようですが、みなさんはどうでしたか?

第5位:グリーンブック

あらすじ:1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、クラブの改装が終わるまでの間、黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の運転手として働くことになる。シャーリーは人種差別が根強く残る南部への演奏ツアーを計画していて、二人は黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅立つ。出自も性格も違う彼らは衝突を繰り返すが、少しずつ打ち解けていく。(Yahoo!映画)

観るものを優しく、穏やかな気持ちにさせてくれるバディ作品かつロードムービー作品。

人間の本質は黒人と白人とかそういうの関係なくて、心で繋がっているんだ!ということに改めて気づかせてくれる作品です。アカデミー賞(作品賞・脚本賞)を受賞してるだけあって、ストーリーも見応えあり!

車移動中に、主役二人がケンタッキーを食べるシーンがあるんですが、あそこをそのままケンタッキーのCMに使った方がいいんじゃないか?ってくらい、食べたくなるなる。映画史に残る名シーンです。

過去に記事も書いているので、よろしければどうぞ!

greenbook_thumbnail
映画『グリーンブック』実話をリアルに再現できたのには理由があった (C)2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. A...
このランキングで数少ない、シリーズものでない独立した作品。来年はこういう作品とたくさん出会いたい!

第4位:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

あらすじ:はるか彼方の銀河系で繰り広げられる、スカイウォーカー家を中心とした壮大な<サーガ>の結末は、“光と闇”のフォースをめぐる最後の決戦に託された──祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継いだカイロ・レン。伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの想いを引き継ぎ、フォースの力を覚醒させたレイ。そして、R2-D2、C-3PO、BB-8 ら忠実なドロイドと共に銀河の自由を求めて戦い続ける、生きる英雄レイア将軍、天才パイロットのポー、元ストームトルーパーのフィンら、レジスタンスの同志たち…。さらに、ハン・ソロの永遠の好敵手ランド・カルリジアンもエピソード・シリーズでは『スター・ウォーズ エピソード 6/ジェダイの帰還』以来の再登場。果たして、彼らを待ち受ける運命とは?そして、いかなるエンディングを迎えるのか?

僕の周りで特にこの新シリーズが不評なんですよ。僕はといえば、よく言えば柔軟、悪く言うと騙されやすいタイプなので、新シリーズもなんなく受け入れられ、大好きなシリーズではありました。(Ep1-3リアルタイム世代ということもあるかもしれません)

そしてエピソード9はどうだったのか…結論から言うと、最高!たしかにツッコミどころは相変わらず多かったですが、もともと旧シリーズから色々ツッコミどころはありましたからね。そう言う意味ではとてもスターウォーズっぽくて良かったです。

もうね、最初の「ジャーーン!」で涙腺潤んでしまう訳ですよ。こういう体験ができる映画って、スターウォーズ以外ではありえない気がします。それだけに、今作でスカイウォーカーサーガが終わってしまうのはとても残念。

とはいえ、ディズニーは今後も色々なスターウォーズ作品を展開する模様。そちらも旧作ファンからは「どうなんだ?」という声も多いようですが、僕は「まだスターウォーズが観れるんだ!」というポジティブな気持ちで待ち望んでいます。

May the Force be with you.

第3位:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

あらすじ:高校生のピーター・パーカー(トム・ホランド)は夏休みを迎え、親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)やMJ(ゼンデイヤ)たちとヨーロッパへ旅行に行く。ところが、ピーターの前にS.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が現れ、彼にある任務を与える。(Yahoo!映画)

今年のMCUはすごかった!特に『エンドゲーム』が素晴らしすぎて、直後に公開される『ファーフロムホーム』は若干心配してたんですが、ちゃんとそのハードルを超えた面白さで思わずガッツポーズでした。

スパイダーマンは、他のマーベル作品と違って「学生生活」が主軸なので、僕らにも共感できるポイントが多いんですよね。今作は、1作目に比べてより青春色が強い作品でした。ピーターとMJの恋模様は、もう親目線で見てた。

公開後、スパイダーマンが今後MCUに残るのか、それともSONYのユニバースに移籍してしまうのか、いろいろ二転三転してましたが、結局MCUに残留することが決まりました。これは嬉しいニュース!3作目は2021年公開予定です。

途中アイアンマンの曲が流れるシーンがあって、あそこは胸アツ!

第2位:ジョーカー

あらすじ:孤独で心の優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)は、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。(Yahoo!映画)

いやー、流行りましたねー!僕は初日に観に行って「これは凄い映画だ!」と思いましたがここまで社会現象になるとは思いませんでした。

多くの人が語っていますが、とにかく主役であるホアキン・フェニックスの演技が素晴らしすぎる。ヒースレジャーがあれだけ完璧なジョーカーを演じてしまったので、相当なプレッシャーがあったと思うのですが、それをいともたやすく跳ね除ける名演技でした。

僕は終始画面に引き込まれてしまいましたし、会場全体がそうなっているのをひしひしと感じましたね。

一人の普通の人が、如何にして悪のカリスマになるのか。展開は分かり易くも、ラストでは観る者に複雑な問いを投げかける、映画のお手本のようなストーリー。

バットマンファンをニヤリとさせる演出もありながら、バットマンを全く知らない人でも楽しめる作品。DCの底力を見たような気がします。

第1位:アベンジャーズ/エンドゲーム

あらすじ:アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)らアベンジャーズとサノス(ジョシュ・ブローリン)が戦った結果、全宇宙の生命は半数になってしまう。宇宙をさまよいながらスーツの開発を続けるアイアンマンをはじめ、生き残ったキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)やソー(クリス・ヘムズワース)らは再び集まり、サノスへの逆襲を始める。(Yahoo!映画)

でもやっぱり1位はこの作品なんだな!今年、というくくりでなくこの数年で一番良かったと言わざるをえません。むしろこれは映画というカテゴリに収まらない、一つの「体験」に対しての評価です。

10年間、MCUという一つの世界観で20本超の映画を味あわせてもらい、最後にこの作品をもって、しかも全部の作品がちゃんと関連している、まさに「有終の美」を堪能できたこと。こんな体験はもう二度とできないかもしれない、それくらい素晴らしかった!

僕はどんなに良い作品を観ても、めったに劇場で二度目は観ないのですが(その分他の作品を観たくなってしまうので)、『エンドゲーム』についてはさすがに二回観に行ってしまいましたね。そしてちゃんと二回泣く。

正直、MCUの今後にはハードルが上がりまくりなのですが、『エンドゲーム』後のスパイダーマンもしっかり面白かったので大丈夫でしょう!

アベンジャーズ周りの記事、いくつか書きましたのでよろしければどうぞ!

【エンドゲーム公開記念】MCUキャラクター総選挙&個人的ランキング はじめに 公開初日にして、待ちに待った『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観てきました。 本家が厳重にネタバレ管理している中で...
mcu_thmbnail
【ゆる絵で解説】MCU(マーベル)作品のネタバレ・時系列とラスボス紹介 はじめに 2019年でもっとも楽しみにしているイベントといっても過言ではない。それが『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開です。 ...

おわりに。来年も映画をたくさん観よう!

今年は劇場+お家鑑賞含めて67本観ていました。年間50本超えたのが久しぶりなので、今年は充実してたなーと思います。

しかし、ランキングを観ているとシリーズものが多いなぁ、と。あんまり単発系の作品が観れなかったのは、ちょっと残念なポイントでもあります。しかし、裏を返せばそれだけシリーズものでアツい作品が多かったということ。

2020年も、2019年に負けないくらい相当アツいラインナップが揃ってるんですよ。

カンヌで話題を総ナメした韓国映画『パラサイト』、ソーシリーズの監督の新作『ジョジョ・ラビット』、2時間オールワンカットの『1917』、ピクサー新作『2分の1の魔法』、久しぶりの007『ノー・タイム・トゥ・ダイ』、MCUフェーズ4始動!『ブラック・ウィドウ』、エヴァ最新作、キングスマン新作、そしておそらく本命のノーラン監督最新作『TENET』。

来年も刺激的な1年になりそうですな!!

では、今回はこんなところで!

COMMENT

Your email address will not be published. Required fields are marked *