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はじめに
『グレイテスト・ショーマン』観てきました!いやぁよかった。
学生時代に音楽をやっていたということもあり、実は、僕もささやかながら「ステージに立つ興奮」を知っています。
【小話】サークル時代の忘れらない拍手喝采
お客さんの歓声とか拍手って、一度覚えたら忘れられない快感なんですよね。
中でも、人生でいちばんヤバかった歓声は「さいたまスーパーアリーナ」のステージに立った時です。
残念ながら(というか当たり前ですけど)、自分の単独ライブとかではなく、年末の「Dynamite!!」っていう格闘技イベントの、オープニングアクトにコーラス隊として参加したことがありました。
選手が登場する時に、選手の脇に並んで「翼をください」をサークルのみんなで歌う、っていう演出だったんですが、年末の「超高視聴率番組」に出演する訳ですから、そりゃ気合が入る訳です。

(↑このステージで歌いました!)
舞台裏にスタンバイし、いざ本番!というタイミングで幕が開くんですが、その瞬間、数万人の歓声が聞こえてくるんですよ。聞こえてくる、という表現より「降ってくる」っていう表現の方が正しいですね。
歓声と同時に、地響きもビリビリ鳴り出します。もちろん、一緒のステージに立っている選手たちに向けられたものではありますが、それでもあの時感じた興奮は素晴らしいものでした。
ちなみに、後日オンエアを観たら着ていたシャツの袖しか映ってなくて、嘆いた記憶があります・・・
自分らしくいこう。一歩踏み出す勇気をくれる映画
さて、本題に入りますが、本日観た『グレイテスト・ショーマン』はこんな映画です。
予告編とあらすじ
www.youtube.comP・T・バーナムというショービジネスで成功を納めた人の、実話を元にしたストーリーになっています。
少年時代貧しい生活を送っていたバーナムが、大男やヒゲの濃い女性など、世間から隠れるようにして生きてきた人を集め、サーカス団を結成。徐々に成功をおさめつつも、やがて大きな困難が立ちはだかって・・・
ミュージカル映画なので、注目すべきはやはり音楽。
『ララランド』の音楽チームが、手がけているだけあって、まさに全てが良曲!映画を観た人も、観にいく前に人にとっても聴きごたえのある名盤になってます!(Apple Musicなら全部聴けます)
僕が観て感じたこと
まず、2時間以内というサイズ感が。長い映画が苦手な僕にはちょうどよかったです。
この映画は「起承転結のお手本」のような構成になっていて、ストーリーのテンポがめちゃめちゃ良い。その分、ミュージカル部分に比重が置かれている印象ですね。
また、わかりやすいメッセージもいいですよね。特に、中盤の『This Is Me』。
主人公のバーナムがサーカスを興す過程で仲間にしていく、大男やヒゲの濃い女性たちが歌うんです。
「誰もが欠点を持っているけど、欠点も含めてそれが私なのだから、ありのままでいこうよ」と。
ブログのタイトルが「Tempa Station」っていうくらいなので、お分かりかと思いますが、僕はかなりの天パです。
中学の頃は「なんでこんな髪型に生まれてしまったんだ」と悩んだこともありましたが、ある日全てを受け入れて自らネタにすることによって、すっと気が楽になったことがありました。
そんな経験もあったからこそ、この曲はとても響きましたね。
あと、もう一つグッと来た曲は、主人公が劇作家のフィリップを誘うシーンで流れる「The Other Side」って曲
演出も含めて、めっちゃかっこよかった!
曲もそうですが、ラストシーンですごく気に入ったシーンがあります。
ネタバレなので、どう言う場面かを避けて説明すると、最後にヒュー・ジャックマンが「The show must go on!」って言うところがあるんですよ。
「ショーはすでに始まっている。だから自分自信を演じ切るしかない」
あれが、今の自分に言われている気がして。
ハッとしたのと同時に、一歩踏み出す勇気のようなものを貰えた気がしました。
この俳優に注目!!
例のごとく素晴らしい俳優さんばかりなのですが、特によかった3名を挙げます!
(1)ヒュー・ジャックマン
胸毛ボーボーで、長い爪をぶん回してた「ウルヴァリン」時代からは想像できないくらい、綺麗な声で歌いますよね。。
しかも『レミゼラブル」時代より、さらに歌と踊りのキレが増していた気がします。おそるべき49歳。
(2)ザック・エフロン
恥ずかしながら、この俳優さん知らなかったんですが、『ハイスクール・ミュージカル』の主役の方なんですね。声の伸びがハンパない!男でも惚れる!
(3)ゼンデイヤ
『スパイダーマン・ホームカミング』で変な娘の役をやってたので、最初その印象が強かったんですが、超美しかった!演じ分けすごいなぁと思いました。
勝手に関連作品
映画を観ながら、ちょっと頭をよぎった作品を紹介します。
(1)ダレン・シャン
同じく、「異常な見た目で行き場のない人を集めたサーカス」が舞台になっている作品です。きっと、この作品も「P・T・バーナム」からインスパイアを受けてるんじゃないかなぁと。
(2)からくりサーカス

ちょうどこの前記事に書きましたが、これもサーカスを題材にした作品ですね。
「落ちこぼれたちのサーカス」という共通点があります。
(3)ONE PIECE
とあるシーンで、強烈に感じました。あのシーンとあのシーンです(ネタバレ回避)。グッときたなぁ。
(4)SING
これは、結構感じた人も多いんじゃないかなぁと。『グレイテスト・ショーマン』は『SING』が好きな人は間違いなくハマれる作品だと思います。
と言うことで、『グレイテスト・ショーマン』
ぜひ、一度は観ていただきたい映画です!
この作品は、こんな人におすすめ
- 映画『SING』が好きな人
- いい音楽聞くだけで涙が出ちゃう人
- 長い映画が苦手な人