テンパステーション

エンタメって最高だ。天パって最高だ。

映画『カメラを止めるな!』感想:この記事読まずに映画館へ急げ!

スポンサーリンク

f:id:YutoCruyff:20180724204914p:plain

(『カメラを止めるな!』公式サイトより)

 

はじめに

twitter等で「面白い!」と絶賛されている映画『カメラを止めるな!』。Filmarksなどの評価サイトでも異常なほど評価点が高かったこともあり、気になりすぎて観に行ってきました。

 

最近は映画を観る前に予告や前情報を入れないようにしていて、 それが「正解だった」場合と「不正解だった」場合、どちらもあるんですが

 

今作は圧倒的に前情報を入れなくて正解でした

 

Youtubeや公式サイトでも予告が公開されていますが、これほどまでに予告を観ない方がいい作品も珍しいです。さあ、気になったらこの記事を閉じてすぐ劇場に向かってください!

 

グッときたポイント

ということで、今回はあらすじは書きません。代わりに「いいなぁ」と思ったポイントを書いてみようかなと思います。

 

ワンカットのハラハラ感

f:id:YutoCruyff:20180826125012j:plain

本作品ですが、メインビジュアルを見るとわかる通り、有名な俳優さんは一切出ていません

 

それ故に制作費も超安い!まさかの300万円

 

低予算映画と聞いて、僕が思いついたのは『ブレアウィッチプロジェクト』。ハンディカメラをずーっと回しているだけの映画ですが、

 

調べたところ、この作品でも600万円かかっています。

 

 

『カメラを止めるな!』はその半分ですから、いかに低予算かが分かると思います。

 

しかし、制作費と面白さが比例するわけではない!というのを改めて感じさせるほど、圧倒的な面白さがそこにありました。

 

その面白さを際立たせる「低予算ならではの工夫」が随所に見られる訳ですが、ひときわ目立っていたのが「ワンカットの長回し」

 

この映画では37分間、カットなしでずっとカメラが回っているパートがあります。

 

「失敗できない」という緊張感にプラスして、ゾンビ映画であること、そして名もしれぬ役者さんによる演技ということもあいまって、今まで感じたことのないような感覚を味わいました。

 

 

劇場で感じる見知らぬ人との一体感

f:id:YutoCruyff:20180826125027j:plain

この映画、実は相当笑えるんですよ!

 

それも時々じゃなくて、誰しもがずーっと笑える映画になっています。「ゲラ」な自分はもちろんのこと、周囲を見渡してもほとんどのお客さんが笑っていたので、間違いありません。

 

こういった「見知らぬ人との笑いの共有」って、あんまり経験できることじゃないんですよね。特に「映画館」という、本来静かなはずの空間で共有する笑いには、えも言われぬ心地よさがあります。

 

過去に『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』を観た時にも同じような現象が起きていましたが、この映画を劇場で観る理由は、まさにここにあると思っています。みんなと笑うのは本当に楽しい!

 

 

 

ウォーターボーイズっぽい青春感

f:id:YutoCruyff:20180826125044j:plain

この映画のメッセージ、僕は「ものづくりに真剣になることの素晴らしさ」と受け取りました。

 

かつて文化祭でクラスのみんなと何かを作ったり、バンド活動でステージをやったことがある人には特に刺さる内容だったんじゃないかと思います。

 

初見で思ったのは、なんか『ウォーターボーイズ』っぽいなぁ、ということ。(これ観た人は例のシーンなんか特に、なんとなく分かっていただけるのではないかと)

『ウォーターボーイズ』は、言うなれば僕の人生の礎となった映画でもあります。この映画を観て、みんなで何かを作り上げる面白さに目覚めました。まさに「青春の1作品」と言えます。

 

そんな大事な1作品を彷彿とさせる『カメラを止めるな!』。

 

かつての青春を思い出させてくれた、という意味でも楽しませてくれました。

 

 

『カメラを止めるな!』好きにおすすめ

これ、むしろどんどん教えて欲しいんです。このタイプの映画は観たあとに幸せになれますから。

 

きっと世の中にはこういった作品が沢山あるんでしょうが、残念ながら僕はほとんど知りません。

 

今回は、僕が知っている数少ないを紹介しますが、みなさんからもぜひ教えてほしいなぁと思っています。

 

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

 

長回し映画(この映画は正確には「長回し風」なのですが)で、まず思いついたのがこの作品。アカデミー賞受賞作です。

 

落ちぶれてしまったかつての名優が、もういちど舞台に立つ!というストーリー。「まるでワンカットで撮り切ったような演出」がされていて、これが息をのむほどすごい

 

そして、そのカメラワークに追随するドラムメインのBGM。この演出だけで、2時間楽しめる素晴らしい映画になっています。(もちろんストーリーも面白いです)

 

 

『ラヂオの時間』

 

僕が三谷幸喜作品で一番好きな映画であり、そして『カメラを止めるな!』に非常に似た雰囲気を持つ映画。SNSでも言及されている方が多かったです。

 

ストーリーは、生放送のラジオドラマでおこるドタバタコメディ。放送直前に脚本がどんどん書き換えられて行き、出演者はアドリブを余儀なくされるのですが…思いもよらぬ展開と軌道修正で、感動的なラストに。

 

観終わったあとに思わず拍手したくなる一作です。 

 

 

『ウレロ未完成少女』

 

近年観た作品の中で、一番『カメラを止めるな!』に近いと思ったのが、『ウレロ★未確認少女』をはじめとした「ウレロシリーズ」でした。(新シリーズやらないかなぁ・・・)

 

劇団ひとりが社長を務める弱小芸能事務所を舞台に、バカリズム・東京03などの社員がアイドルグループを売り出し、事務所の再建を目指すというシチュエーションコメディドラマ。(なお、NETFLIXでは全編観れます)

 

観客を前にして「一発撮り」という撮影スタイルなので、台本にないアドリブ合戦が凄まじく、これがまあ面白い。

 

脚本においても『カメラを止めるな!』に近いエピソードもいくつかあり、どれも「細かい伏線回収」が見事!(特に1stシーズンの7話は構成まで『カメラを止めるな!』とほぼ一緒です)

 

登場人物全員好きになってしまう、 ウレロシリーズ。『カメラを止めるな!』が面白いと思った人は必ず好きになる作品だと思います。

 

 

おわりに

この映画、上映している劇場がとても少ないのですが、観た人のほとんどが「面白い!」と言っていますし、tweet数も徐々に伸びています。もしかすると、これから公開規模がどんどん広がっていくかもしれません。

 

その時はぜひ劇場で観ていただきたいですし、僕ももう一度観てみようかなと思います。

 

公式サイトに載っていた、女優の水野美紀さんのコメントがまさに自分の気持ちを代弁していました。

 

まんまとこんなに愛おしい気持ちにさせられて、満ち足りた気分の帰り道。

友だち誘ってもう一回観たい!

 

まだ観てない人を次々と誘って観に行きたい!さあ、誰を連れていこうかな!