映画レビュー

さあ、名画座にでかけよう!

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はじめに

今や、たいていの映画はAmazonやNetflixで観れる時代。通勤中にスマホで観てる人すらいますよね。

かと言って、劇場が盛り上がってないかと言われるとそうではなくて、『カメラを止めるな!』や『ボヘミアンラプソディ』など、特に2018年はアツかった印象があります。

4Kテレビで、家にいながら高画質でBlue-layを楽しむ。

TVでは安定してジブリとハリーポッターを交互にやっている。(30年後もずっとやってそう)

いつの間にか、映画がいろんな手段で観れる時代になりました。

 

僕の場合は、最近は家族もできて映画館にいく機会は減ってしまいました。

その分、夜中に一人でNetFlixやネットレンタルで映画を観る機会が増えています。

いやしかし、この前久しぶりに映画館で映画を観て、「改めて映画館ってめっちゃいいな!!」と思ったので、その興奮をブログに残しておこうかなと。

それは、去年の年末のことでした。

映画館のすばらしさ

年末年始休みに入った直後、久しぶりに一人の時間が出来たんですね。

いつもなら、溜まってるバラエティ番組を観たり一人でカラオケに出かけるんですが、たまたまFacebookのタイムラインでこれを見かけたんですよ。

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それは「早稲田松竹」の投稿でした。

高田馬場にある、いわゆる名画座。昔にちょくちょく通ってたので、その時の名残でFacebookページをフォローしてたのですが、いつもはスルーしていたところ、本当に偶然目に止まったんです。

そこで紹介されてたのが、ちょうど観たい映画だったので、思い立って早稲田松竹に行ってみることに。

 

・・うん、やっぱり映画館いいですね!最近はずっとTV画面で映画を観てたので改めて思いました。

『水曜日のシネマ』っていう漫画があるんですが、登場人物が映画館の一番後ろの席に座りながらこう語ります。

好きなんだよね。映画が始まる瞬間を見るの。

ほら、よく耳を澄ましてみて。

席へ座るとみんなが映画を待ってる。待ちきれずにおしゃべりするカップル、ポップコーンを頬張る音。音が少し気になるかもな。みんなそれぞれの世界で自由に過ごしてる。

だが照明が落ちた瞬間、館内はシンと静まりかえる。

それは恋人だって友人だって入り込めない、映画の世界–

いや、こんなカッチョいい台詞は言えないんですが、この登場人物と考えてることが一緒で、「映画に引き込まる」という体験はやっぱり映画館でしか味わえないと思うんですよね。

それは3Dとか4DXとか表面的なこともそうだし、その映画の世界に「没入」するという感覚的なこともそう。

あの空気感も含めて、一つの作品になっているような気がするんです。

それから、僕は最後のエンドロールが好きで・・・なぜかというと、その映画に携わった人々の想いや熱みたいのが肌で感じられるからなんですが。

あれも、どちらかというと大画面の方がグッときます。

たまに、泣き要素一切なしのド派手アクション映画でも、エンドロールの携わっている人数の多さに涙することもあったりして。

名画座は+αの素晴らしさがある

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とにかく「映画館はめっちゃいい!」というのをお伝えしたいんですが、年末に行った「早稲田松竹」のような名画座には、さらにイケてるポイントがありました。

まず、そもそも普通の映画館と名画座の違いって何だろうなと思って調べたんですが、Wikipediaによると

名画座の番組編成は、単に作品を寄せ集めたものから、テーマ別に作品をそろえて上映しているもの、また、比較的最近に公開された映画を中心とするものや、公開年次に限らず上映するものまで、形態はさまざまである。

興行形態は2本ないし3本立てで上映することが多く、入場料金は1,000円前後。作品ごとの入替制がなく途中入館が可能であることが多い。

つまり

  1. 最新作を除く準新作or旧作を上映する映画館
  2. 2本〜3本立てで上映し、作品ごとではなく入館料という形式をとる

というのがざっくり「名画座」の定義なんじゃないかなと思います。

早稲田松竹は1スクリーン。僕が観に行った時は『ワンダー 君は太陽』と『ブリグズビーベア』の二本が交互に上映されていたんですが、どちらも2018年に日本で公開された映画なので、比較的新しい作品も上映しているんですね。

※この二作品、どちらも個人的な2018年ベスト10に入るくらい良い作品だったのでオススメです。

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さて、同じスクリーンで交互に違う映画を上映する、「二本上映」という構成が本当に素晴らしい体験だったのです。

恥ずかしながら、最近夜一人で映画を観ると7割くらいの確率で途中寝てしまうんですよ。DVDとかは一時停止すればいいんですけど、映画館となると途中で止められるはずもなく。

ましてや「二本上映」って!!4時間以上暗いところにぶっ続けですぜ!?寝ちゃうリスクがめちゃめちゃ高いんじゃないかなと。

それだけが不安だったんですが・・・

結果一睡もせず、むしろ体感的にはあっという間に二本観終わってしまいました。

これは、やっぱり「映画館の空気」がそうさせたんでしょうね。家にはない、ちょっとした緊張感というますか。

で、映画館を出るじゃないですか。気づけば、15時なんですよ。

一本目を観始めたのが朝の10時からだったので、もうとっくに午後の良い時間を過ぎている。

かつて、ゲームを1日中ぶっ続けでやり通した日とかって「なんて無駄な時間を過ごしたんだろう」と後悔することもありましたが(ネガティブなんて日だ!)、

名画座で過ごした半日は、逆に「なんでいい1日を過ごしたんだ!」と。想像以上の満足感(ポジティブなんて日だ!)がそこにはありました。

街がいつもと変わって見える、なんてセリフもありますが、まさにそんな感じ!

スキップで家に帰りたくなっちゃう、そんな感じ!!

「映画1本以下の料金で、映画を二本観て、半日が過ぎてる。」

これはシネコンや家での映画鑑賞では絶対味わえない感覚で、まさに「名画座ならではの良さ」が詰まっているポイントだと思うのです。

おわりに

いま漫画やゲームにも夢中ですが、今後も一生ハマり続けるか?と言われると、そうならない可能性もあると思っていて。

ただ、映画は死ぬまで観るのをやめられないと思うんです。映画は、そんな「人生に沿ったエンタメ」だと思うんです。

だからこそ、どうせなら一本一本を最高の環境で楽しみたい。

名画座って、需要とともに館数がどんどん減っているようなのですが、「無くしてはいけない場所だな」と改めて思います。

自分の力は微力かもしれませんが、そんな名画座を無くさないために、今後は時間だできたらちょくちょく通ってみようかなと。

確かに、DVDやネットレンタルの方が値段的には安いんですが、名画座でしかできない体験があるのも、また事実。

皆さんも、たまには名画座で映画に浸ってみる1日を作ってみてはいかがでしょう。超絶オススメです!

それでは、今日はこんなところで!!

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