映画レビュー

映画『ボヘミアン・ラプソディ』感想:Queenにハマったら聴いてほしい曲

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しかし、Queenの伝記映画である『ボヘミアン・ラプソディ』は楽しみすぎたので、午後半休をとって公開初日に観に行ってきました。

理由は単純。何を隠そう僕がQueenの大ファンだからです。

そんな僕にとっては、言わずもがな最高の映画でしたが、各方面のレビューを観ていると「Queenなんて数曲しかしらなかったけど、最高だった!」という声が意外と多く、誰しもが楽しめる映画としてオススメできる作品になっていました。

※4月19日追記

ついにブルーレイ&DVDが発売されましたね!一家に一枚!!

Queenとは?

Greatest Hits (2011 Remasters)

特に日本のメディアはQueenが大好きなので、いまだにテレビでQueenの曲を耳にすることが多いですよね。「Don’t Stop Me Now」とか「We Are The Champion」「We Will Rock You」あたりは、誰もが必ず聴いたことのある曲です。

しかし、具体的な活動時期やメンバーについてはあまり知られていないような気もしているので、超ざっくりと紹介しますね。

Queenの活動期間

  • 1970年、Queenとしてロンドンを拠点に活動開始
  • 1973年、メジャーデビュー(45年前!!)
  • 1975年、映画タイトルである『ボヘミアン・ラプソディ』が収録されたアルバム『オペラ座の夜』を発売。はじめてイギリスのチャートで1位に
  • 1985年、世界最大のチャリティコンサート「LIVE AID」に出演
  • 1991年、ボーカルのフレディ・マーキュリー死去

フレディの死後もバンドの解散はせず、今も一部メンバーを中心にQueen名義で活動中です

Queenのメンバー

フレディ・マーキュリー(ボーカル&ピアノ)

超美声でパワフルかつ繊細な声をもつご存知フレディ兄さん。やはり印象深いのは全身タイツと胸毛ですね。エイズで45歳で亡くなってしまいます。本映画の主人公です。

ブライアン・メイ(ギター)

ロック界を代表する天才ギタリストといえば、ブライアン兄さんです。文字通り「天才」で、ギタリストでありながら天文学者でもあるという、漫画の設定でありそうな属性の持ち主。使用するギターも自分で作ってしまいました。

ロジャー・テイラー(ドラム)

映画でもイケメンイジりがありましたが、唯一金髪のモテ男。コーラスで超高音を張ってるのは、だいたいロジャー兄さんです。何気に博士号を持っていて、天才属性もあり。

ジョン・ディーコン(ベース)

僕が一番好きなのがジョン兄さん。後期につれて、どんどん立派なパーマヘアになるからです。歌が下手で、コーラスでも唯一口パクらしい。

『ボヘミアン・ラプソディ』の見所

Queenの結成から1985年の大型ライブ「LIVE AID」までの軌跡を描いている本作ですが、フレディの「人間関係における葛藤」がうまく描かれていました。

そんな中特に「いいなぁ」と思ったポイントを挙げてみます。

恋人・メアリーとの関係性

フレディ兄さんは「バイセクシャル」として有名ですが、元々はメアリーという女性と交際していました。

そんなメアリーとの変わりゆく関係性が、物語の全編を通して描かれています

一方他3人のメンバーとのやりとりについては、もう少し時間を割いて欲しかった。というのが正直なところ。

フレディが主人公ということもあるし、時間の制約上仕方ないのですが、Queenとしての活動は時系列に当てはめてイベントを消化している感じにも捉えられました。

例えば「あの時このメンバーはこう思ってた」っていうのが、もう少し掘り下げられていたら良かったのに…と、ちょっと欲が出てしまいますね。

とはいえ、キモとなる「解散危機」のシーンや、「ライブを通して繋がる絆」みたいのはうまく描かれていたなと思います。

そういえば、鑑賞して「映画のタイトルは本当に『ボヘミアン・ラプソディ』で良かったのか?」というのはありましたね。

言うて、そこまで「ボヘミアン〜」の曲を推している映画でもなかったし、なんなら『Love of My Life』をタイトルにした方がよっぽどテーマに合ってると思うし、しっくりくるんですよね。

まあ、知名度の問題かな。。。

演じてるのは誰?歌は歌ってる?

驚いたのは、Queenメンバー4人が、それぞれ本人にめちゃくちゃ似てるということ。

いや、顔はまあ確かに多少違うんですが。歌い方とか、挙動はまさにそのものでした。

上記の映像を見ると、挙動へのこだわりがいかに凄いかがわかります。なんならブライアンとロジャーはそれぞれ本人がガッツリ役者に指導しているので、演奏スタイルも激似です。

ちなみに、劇中の歌自体は役者のものではなく、「フレディ兄さん本人の音源ときどきマーク・マーテル」ということです。

マーク・マーテルって誰やねん!ですが、「フレディ兄さん」に声が激似の歌手で、本映画の音源もちょいちょい声をあててるんだとか。

これが、そんなマーテル兄貴の歌声。

たしかに、めっちゃ似てる!!

圧巻のライブ映像

はい、本作品の最大の見所はここに詰まっていると思います。

正直、ストーリーは期待を上げすぎてた感はあったのですが、最後で描かれる「LIVE AIDの再現・ぶっつづけ20分間!」には期待以上に度肝を抜かれました

このライブシーンは、Queenを知らない人でも絶対に楽しめると思います。とにかくアツい

そして、そのあとのエンディングもなかなかホロリとくる演出です。「ここにその曲と、その映像持ってくるか〜」というね。

観れる人はぜひ「I MAX」で観てください!音のクオリティが俄然異なるので、最大限楽しむなら絶対IMAX!

 

Queenのおすすめ楽曲

ここから、いきなり私的な話になるのをお許しください(それくらい、興奮が冷めやらぬのです!!)。

そもそも僕がQueenに出会ったのは、かなり遅い方だと思います。キムタク主演の「プライド」っていうアイスホッケーのドラマがあって、それの主題歌がQueenの『I Was Born To Love You』だったんですね。

調べたら2004年なので、自分が高校生の時です。

「なんやこれ!かっこいい」となった矢先に、日本独自規格の「Jewels」というベストアルバムが発売されました。これを、とにかく聴き込みました。

やがては、最初のアルバムから全てTSUTAYAで借り、全曲ライナーノーツを観ながらじっくり聴くという、他のアーティストでもあんまりやったことのない聴き方をしたりして。

それ以降の人生においても、常にそばにあるのが僕にとってのQueenの楽曲でした。

そんな中で「どの曲がオススメなのか?」と言われたら、そんなの選べる訳ないのですが、あえて今の気分で「『ボヘミアンラプソディ』を観てQueenにハマった人に捧げる曲」をピックアップしてみます。

Bohemian Rhapsody

(A Night at the Opera収録)

まあ、まずはやっぱりタイトル曲『ボヘミアンラプソディ』をもう一度ちゃんと聴いてほしいのです。

僕の場合、初めて聴いたときの衝撃は今でも忘れられません。

「音楽ってこういうことをしてもいいんだ」と、概念をぶち壊してくれた作品です。

いろいろなライブバージョンでの、歌い回しの違いも好き!

’39

(A Night at the Opera収録)

珍しくブライアン兄さんがしばらくリードボーカルで歌っている曲になります。

コテコテのカントリー風の曲なので、田舎を歌った歌なのかと思いきや、実は超SFなこの曲

簡単に要約すると

「1939年に宇宙に旅発った船が、1年の航海を経て地球に帰ると、ウラシマ効果で2039年になっちゃってたぜ!」

という切ない曲なのです。ストーリー性が凄い!まさしく天文学者ブライアン兄さんならではの楽曲!

Somebody To Love

(A Day at the Races収録)

この曲は何度も映画本編で出てきましたね。しかし、僕が聴いてほしいのは動画にもある「モントリオールライブバージョン」

もともとイントロで泣ける曲なのですが、このライブはイントロまでの流れが最高。このモントリオールライブ、好きなんですよねぇ…!一度映画館の大画面で鑑賞したい。

Good Old Fashioned Lover Boy

(A Day at the Races収録)

何気に一番好きな曲かもしれません。少女マンガの世界観のようなかわいい曲です。

これ、フレディ兄さんがバイセクシャルなこともあり、「Lover Boy」なんて歌ってると「ゲイ同士の恋愛」の曲っぽいんですが、

決してそんなことはなく、ミュージカルみたいに「ヘイ、ボーイ!」といきなり話しかけられてるっていうテイの曲なんですよね。

まさに、これこそQueen特有の「インテリ感」

Teo Toriatte

(A Day at the Races収録)

タイトル見て「何語!?」と思ったあなた、そう、これは「日本語」です!

サビが日本語で歌われていることで、日本のQueenファンの間では人気な曲です。

2011年の震災の際に海外で企画されたチャリティーアルバム「Songs for Japan」にも収録されています。

その歌詞に注目いただきたいのですが、

Teo Toriatte konomama iko Aisuruhito yo

Shizukana yoi ni Hikario tomoshi Itoshiki oshieo idaki

(手をとりあってこのまま行こう 愛する人よ

静かな宵に光を灯し 愛しき教えを抱き)

予想外の綺麗な日本語!!!

Get down, make love

(News of the World収録)

僕が「目黒の歌」と呼んでいる曲です。

理由は…聴いていただければすぐわかると思います!!

しょっぱなからベースラインがかっこいい!

おすすめ関連映画

やっぱりこういったアーティストの伝記映画は、こみ上げるものがあって良いです。

ということで、同じくアツいアーティストの伝記映画をご紹介します。

ジャージー・ボーイズ

フォー・シーズンズという、1960年代に一世を風靡したバンドの伝記映画です。1バンドの栄光から衰退までをドラマチックに描いています。

イーストウッド監督の作品で、あの雰囲気が好きな人なら楽しめる作品だと思います。

劇中『Can’t My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)』という超有名曲を演奏するシーンがあるのですが、あのシーンだけでも観る価値あり!

ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~

ソウルの父、ジェームス・ブラウンの半生を描いた伝記映画。これまたライブシーンがアツいんですよね。そしてハデなシーンも結構あってお得(?)です。

主役はブラックパンサーのティ・チャラ王子でおなじみ「チャドウィック・ボーズマン」。アベンジャーズファンにもおすすめ!

おわりに

だいぶアツくなって筆も進んでしまいましたが、ここら辺でおわりにしましょう。とにかく「Queen最高だ!」というのを改めて実感した映画でした。

ぼくは、今日からしばらく「Queenローテ生活」が続きそうです。

『ボヘミアンラプソディ』11月9日に公開したばかりですので、気になる方は観に行ってみてください。(ぜひ、I MAXでね!)

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