
ユート・クライフ(@chiripama)です。
星野源さんの新譜が発売されました。ドラえもんの新作映画のテーマ曲なんですが、タイトルがまんま『DORAEMON』ということで、ある意味裏の裏をかかれた感じがありますね。
実は、僕がいろんなエンタメを知るきっかけになってるのが、ラジオの「星野源のオールナイトニッポン」だったりします。
そういえば、前にここで書いた「UNDERTALE」も「星野源のオールナイトニッポン」経由で知ったのでした。
とにかく、ツボが一緒というか、「源さんチョイスは外さない!」という方程式があります。
別に、そんなにラジオを聴くほうでもないんですが、「星野源のANN」と「サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ」だけは、毎週欠かさず聴いてますね。
Contents
【小話】一瞬だけ、ラジオパーソナリティになりたかった
僕は昔から「多趣味オブ多趣味」で、いろんな物に興味があったので、将来なりたいものが沢山ありました。医者、漫画家、歌手、俳優、イラストレーター、映像作家、編集者、おもちゃの企画者、などなど。数えればキリがないくらい。
そういえば、一昨年は「サーファーになりたい!」とかも思ってました。まあ、結局2回しか海に行きませんでしたが。(しかも、そもそも波に乗れたことが一度もない。)
もちろん、「なりたい!」の本気度はそれぞれ全然違ってるんですが、サーファーと同じくらい一瞬だけなりたかったのが「ラジオパーソナリティ」です。
大学時代に仲が良かった友人と、ラジオっぽい番組を録音しては、それぞれの音源を送り合うという何とも微笑ましいやりとりを一時期していました。
ちょうどその音源が見つかったので、ちょっと紹介します。抜粋するとこんな感じの内容でした。
どうも〜今週もこの時間がやってきました。「オールナイト平安京」。ここ「FM一乗院」から、わたくし「DJ少納言」がお送りしています。
(中略)
それでは、この企画行きましょう。「けふのお便りコーナー」!
今週もリスナーからいただいたEメールを紹介して行きましょう。まずは、ラジオネーム「恋する十二単さん」!
(中略)
源氏物語いいですよね〜!今度実写化も決まったみたいですし!
(中略)
いやぁ、最近飢饉に悩んでる方も多いみたいですね。最終手段として、仏教とかどうですかね?アメリカではキリスト教なんてのが流行ってるみたいですし・・・ああ、この時代はアメリカないですね。まあ、とにかく宗教を拠り所とするのはアリなんじゃないですかね。
あと、ハセキョーとか、深キョンとかもいいと思いますよ
(中略)
そろそろ丑の刻でお時間ということで、最後、プレゼントコーナ行きましょう。今週のプレゼントは「けまり用のまり!」、こちらアディダス製になってまーす
(中略)
えー先ほどから、「国語便覧」を駆使してお送りしている「オールナイト平安京」も今週はここまで。ばひばひ!
うーん、
くだらねぇ・・
いわゆる黒歴史ってやつですね。
ちなみに、これと「DJコジモのオールナイトルネッサンス」っていう音源があったんですが、その二つだけだったので、どうやらすぐにネタ切れしたようです。。
『星野源』とは?
とまあ、そんな感じですぐ飽きてしまった「ラジオパーソナリティ」への夢。
一人で喋り続けるのって、本当にすごい能力だと思うんですよね。ラジオを回せる人って、素直に尊敬します。(ちなみに「オールナイト平安京」は9分で終了。)
星野源さんも、先述の通り僕はラジオから入りました。もともと嫁ちゃんが好きだったのもあって、曲もそれなりに聴いていたんですが、ちゃんと聴き始めたのは最近です。
いまさら星野源さんの紹介なんて不要だと思いますが、念のため。
1981年、埼玉県生まれ。音楽家・俳優・文筆家。
2010年アルバム「ばかのうた」でソロデビュー。2015年5月にリリースしたシングル『SUN』、12月にリリースしたアルバム『YELLOW DANCER』が大ヒットを記録。
2016年には自身も出演したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌「恋」が社会現象になるほどの大ヒットを記録した。
俳優として、2013年に映画『箱入り息子の恋』、『地獄でなぜ悪い』等に出演。第37回日本アカデミー賞新人俳優賞等の映画賞を多数受賞。ドラマ『コウノドリ』、『逃げるは恥だが役に立つ』、大河ドラマ『真田丸』など多数のドラマや映画に出演。
作家として著書『蘇える変態』、『働く男』、『そして生活はつづく』、『星野源雑談集1』を刊行。今年3月に発売したエッセイ集『いのちの車窓から』は発売前から大きな話題となり、こちらも大ヒットを記録中。2017年には第9回伊丹十三賞を受賞した。また、オールナイトニッポンのパーソナリティとしては初のギャラクシー賞ラジオ部門 DJパーソナリティ賞を受賞。
(公式サイトより一部抜粋)
「音楽家」「俳優」「文筆家」。マルチすぎてすげぇ。
いろんな者になりたかった僕からすると、神のような存在です。
でも、実は2000年から音楽活動、2003年から舞台活動をされているので、いわゆる「遅咲き」タイプなんですよね。しかも、2012年にはくも膜下出血で一度活動停止されています。(その時に人生観が変わったとも仰ってました。)
いろんな苦難を味わって、今ようやく時の人になっているわけです。そういう部分にも非常に共感してしまいます。
『星野源』さんの魅力
自分なりに、星野源さんの魅力を4つにまとめてみました。
1. 周りの人を褒めまくる、そして、決して人を悪く言わないところ
これ、本当にすごいと思うんですよね。ラジオっていう閉じられた場でも、絶対人の悪口を言わないんですよ。とにかく褒めまくる。この振る舞い、素直に見習いたいなぁと思います。
2. 音域
声の低い僕にとっては、福山雅治さん以来の「カラオケ救世主」です。彼の曲は音域が低いので歌いやすい!
2017年、カラオケで一番歌われた曲が星野源さんの「恋」ですが、この「音域の低さ」も一役買ってると思うんですよね。
3. たまに恐怖すら感じる音へのこだわり
これまで全く音楽のことを書いてないので、ここでちょっと書きます。
周りの人と「星野源」トークが始まると、よく聞くのが「星野源は昔の方がよかった。今の曲は商業的すぎる」っていうセリフです。
確かに「SUN」くらいからガラッと曲調がポップになるんですよね。
ただこれって「売るために、狙ってポップにしている」ところもあると思うんです。
でも、コード進行とか、ちょっと奥の方で使ってる楽器とか、ノリとか、ちゃんと聴いてみると超エグい時があるんですよ。「商業性」と「音楽性」の両立というか、遊びややこだわりはちゃんと反映しているというか、そういうのが実現できてるのがもはや天才なんじゃないかと・・・
この前ラジオで「最新シングルに収録されている「ここにいないあなたへ」の間奏で「オンド・マルトノ」っていう楽器を使ってて・・・」って言ってましたが、
何だよ「オンド・マルトノ」って
源さんいわく、日本に奏者が数人しかいないみたいです。
(こんな感じの楽器)
4. 笑い方
あ、あと笑い方。僕は「引き笑い」でよくイジられるんですが、源さんは「吐き笑い」です。
いつも「ハハハハハ!」って笑ってて、聴いてて気持ちいい笑。
勝手に関連作品
1. マイケル・ジャクソン
ラジオを聴いてると、意外にもブラックミュージックに精通しているみたいで、最近はケンドリックラマーの話ばっかりです。で、音楽やダンスのルーツは「マイケル・ジャクソン」なんだとか。
僕も高校時代マイケルジャクソンを聴きまくって、スリラーやBeat Itを踊りまくってましたし、僕はそもそもブラックミュージックな髪質なので、ここら辺も共感です。
2. 吾妻光良&The Swinging Boppers
この方は「星野源のANN」で知りました。源さんがギタリストとして尊敬している方の一人なんだそうです。
ちょっとコミカルなジャズバンドなんですが、「ギター」も「トランペット」も「ビッグバンド」も「コミックバンド」も経験がある僕にとっては「なんで今まで知らなかったんだ!」ってくらいドンズバなバンドでした。
3. 鋼の錬金術師
実はこれも、源さんきっかけでした。
「ここまで伏線を回収しきった、完成された漫画を読んだことがない」的なことが書かれていて、読了後、確かにそうだなぁと。
もうだいぶ前の話ですが、この頃から「源さんチョイスは外さない!」という方程式が僕の中でありました。
【まとめ】こんな人にオススメ
- 音楽が「音を楽しむ」ことだと改めて気づきたい人
- 全ての男性!音域低いから!
- マニアックなエンタメに興味がある人
本日のおじさんのにがおえ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。このブログでは、これからも自分の好きなエンタメを紹介していく予定です。
例えば漫画の話や
映画の話
育児日記も。
気ままに書いてますが、もし読者になっていただけたら死ぬほど喜びます!
これからもよろしくお願いします。