
(http://www.tv-tokyo.co.jp/3-c/より引用)
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はじめに
大人になってからわかる、テレ東番組の面白さ。ってありません?
各局がこぞって重大なニュースを流す中、最後までアニメやバラエティを放映するテレビ局。
かつてはそんなイメージがあったテレビ東京ですが、最近は「この番組面白いなー!あ、やっぱりテレ東だ」なんてこともしばしば。
中でも「ゴッドタン」が特に好きなんですが、その「ゴッドタン」のプロデューサー佐久間宣行氏と、秋元康氏が仕掛ける「青春高校3年C組」が今メチャクチャ面白い!
というか、これから加速度的に面白くなるんじゃないか。そんな予感のする番組なんです。
『青春高校3年C組』とは?
毎週月曜~金曜夕方の5時30分~5時55分に生放送している番組です。平日に毎日やるなんて「笑っていいとも!」を彷彿とさせますね。
「理想のクラスを作る」が番組のコンセプトで、毎週一般の視聴者から出演募集し、番組内の企画で競いあって、選ばれたメンバーが晴れてクラスメイトになる。という番組になっています。

(現時点では)この「クラスができる過程」を楽しむ番組になっています。
『青春高校3年C組』の魅力って?
ああ、なんか高校時代に戻ったみたいだ
一番の魅力はやっぱりこれかも。単純に、僕のような30歳のサラリーマンが高校生と触れ合う機会なんてそうそう無いんですよ。なので、若者がわちゃわちゃしている画自体が新鮮で面白い。
そして、やっぱり高校時代のことを思い出してしまうわけです。
現時点のクラスメイトってこんな感じなんですが、

(http://www.tv-tokyo.co.jp/3-c/より引用)
こういう相関図をみちゃうと「あの頃の自分を取り巻く相関図」が懐かしくなってきます。
クラスで隣の席になった女の子に、勇気を出して教科書を見せてもらったあの日・・・
それから仲良くなって、一緒に帰った下校時間・・・
二人だけで授業を抜け出して、バカ話をした神社の境内・・・
まあ、男子校だったので全部妄想なんですが。
完成図の見えないパズル
上記の相関図をみると、すでにこの時点で楽しそうですよね。
しかし、今後ここにどんどんメンバーが加わっていき、相関図が濃くなっていくわけです。もっと楽しくなるでしょう。
パズルを作っているんだけど、完成図はわからない・・・そんな感覚でしょうか。とにかくこの番組、ゴールが見えないんですよ。
長期的なゴールもそうですが、生放送ということもあり、1回1回の放送ですら「何が起きるかわからない感」がすごい!こういったドキドキ感も、最近のバラエティでは見られない感覚なのかなと思います。
面白かったのが第1回目の記念すべき放送で、いきなりレギュラーのメイプル超合金が「都合により欠席」だったこと。(突然代理で登場したカンニング竹山さんが慌てながらMCをやっていたのがシュールでした。)
こういったハプニングも、生放送ならではなのだと思います。
誰かしらに共感できる!
京都の三十三間堂にある1,001体の観音様。あの中に、自分と似た顔の観音様がいる。なんてのは有名な話ですよね。
その話に近いと思うんですが『青春高校3年C組』って、とにかく色々な個性をもった生徒たちが集まっているので、中には必ず「自分みたいな生徒」がいると思うんです。
自分に似た生徒なんて、応援したくなるに決まってるじゃないですか!
実は、この番組の生徒たちには一人一人twitterアカウントが開設されていて、気になったら、その生徒のことを深掘りして知ることができる「仕組み」がすでに出来上がっています。
こういった「自分だけの誰かを応援する仕組み」って、まさにAKBグループのそれと同じような気がしていていて、ここに秋元康氏の匂いを感じてしまう訳です。
もしかすると、この番組には秋元流の全く新しいビジネスが仕組まれているのかもしれません・・!そういう側面からも非常に気になる番組だったりします。
毎週訪れるシビアな別れ
1週間で1サイクル、という構成がまた重要な要素なんですね。
毎週月曜日に6人の入学希望者が登場し、自己紹介をする。もちろん、月曜時点では印象に残らない生徒たちもいるのですが、火曜日〜金曜日で生徒たちの個性がみえてくるので、観ているこちら側も全員の事が好きになってきます。
しかし出会いに別れはつきもの。金曜時点で「合格者」と「不合格者」が明確に線引きされ、不合格の生徒はここで脱落、となってしまうのです。
こっちは感情移入して「クラスメイトの一員」になりきっている訳なので、言ってみれば毎週「友達が転校しちゃう」ような感覚なんですよ。これがまた、思った以上に切なくて切なくて・・・
ベテランMC陣の安定感
そんな笑いあり&涙ありの番組なんですが、平日夕方の生放送に関わらずMC陣が豪華なのも魅力の一つですね。
メインMCは各曜日をそれぞれ持ち回りしているのですが、メイプル超合金、バイきんぐ小峠、千鳥、三四郎、おぎやはぎ、バカリズム、日村勇紀、と圧巻の顔ぶれ。

(http://www.tv-tokyo.co.jp/3-c/より引用)
生徒たちは素人なので、確かに「テレビ的に不安」な一面もあるんですが、さすがプロのMC陣。どれだけミスっても的確なフォローをしてくれるので、安心して見ることができます。
視聴の選択肢がすごい
もし、この記事を見てこの番組が気になった方がいればぜひ観ていただきたいんですが、もはや「テレビで見る必要がない」 というのがこの番組のすごいところ。

これだけのメディアで観ることができます。 すごい時代になったもんだ。
おわりに
まだ始まったばかりの番組ですが、すでに伝説になりそうな匂いがプンプンします。
まさに、新感覚の視聴者参加型バラエティ!毎日観ず、細切れで観ても楽しい番組になっているので、時間があるときにでもぜひ観てみてください!